住宅宿泊事業は、各部屋ごとの面積計算をする必要があり、端数処理などに迷うケースがあります。以下一般的に当方で計算する場合の考え方をご紹介します。
定員計算
住宅宿泊事業では、宿泊定員を算出する際に「居室の面積を3.3㎡で割った数」を用い、小数点以下は切り捨てます。建物の床面積を計算する際には、各階で「小数点第2位まで」とし、「第3位以下は切り捨てる」のが原則ですが、建蔽率や容積率に関わる場合は切り捨てずに確認する必要があります。
※参照 国土交通省資料より

建物の面積計算
以下、一般的な建築物の建物の面積計算方法です。※届け出は、各自治体窓口となりますので、実際の届出の際は、各自治体窓口にご相談ください。
- ①各階床面積:小数点第2位までとし、第3位以下は切り捨て。内法計算の場合、少なくとも小数点2位くらいまで計算するとよいでしょう。
- ②延床面積:各階の面積を合計する。
- ③建築面積:小数点第2位までとし、一般的には第3位以下切り捨
居室、宿泊室などの概念については、こちらで解説しています。
住宅宿泊事業の面積の考え方|居室?|宿泊室?|